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Camp in昔話〜England編

25〜6年前の話です。

当時私は、『風の楽団』というバンドのメンバーとしてヨーロッパツアーに参加♪

最初のツアーは英・仏・ギリシャと、三カ国へ。

その翌年からは、英国で開催されるおっきな野外イベントへ幾たびか演奏しにゆきました。

二十代半ばから後半にかけて巡りあったこの時の体験は、舟小屋Campを運営してゆく上での大切な指針になるんじゃないかな…と

ふと思ったので、書き記しておこうと思います。


最初の旅の季節は秋でした。

まず、英国へ。

地上絵で有名な場所でのキャンプイン・イベントでのこと。

メンバーそれぞれテント設営し、バンドの演奏の順番を待ちながらみんなでまつりを楽しんでいた。夜が更けてもなかなか出番は回って来ず、まだ?まだなの?と思いながらもとにかく楽しみつつ待っていた。

そしてようやく巡ってきた出番。

それはなんと、日の出の頃!

演目の中で「朝焼け〜Sun Rise」という定番の楽曲があったので、これ以上ない美しいシチュエーションの中、ただただ奏でました。

タイトルそのままの景色の中でプレイできることが、幸せで幸せで…

そのあと何曲か演奏し自分たちの出番を終え、カナダから来たミュージシャンが次に演奏を始める頃…

コロンビアから来たというある家族のお母さんが、私に声をかけてくれました。

「音楽、とっても良かった。お礼にコーヒーを淹れるから飲まない?パンもあるよ」みたいなことを英語で言ってくれて、私達は彼女が淹れてくれたコロンビア・コーヒーをいただき、彼女たち家族のテントの前で美味しい朝食をいただいたのでした。

メンバーの中で紅一点だった私に

とりわけそのお母さんは親しくしてくれて...


あの時の、コーヒーの味が忘れられない

そして、その光景が忘れられない

国籍を超えて、家族のようだった

まつりが終わり、それぞれが散り散りにわかれてゆくのだけれど

言葉もお互いにあんまり通じないし

連絡先を取り交わすようなそんな出会いではなく

ただ美しい時空を共有したその幸福感と

またきっとどこかで出あえる確信と

そしたらまたこんな風に祝福しあおうと

交わした握手で約束しあったような感覚…


うけとったものは、本当に本当に

大きなヴィジョンだった♪










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